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Q. どこにあるのですか?
日本の奥の高知の、四万十川をのぼって、真ん中くらい。
それなりにへんぴな所ではありますが、がんばっています。
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Q. なんのためにできたのですか?
四万十川と、森と、人の未来のために。みんなぁに「えいこと」しよう。
そんなことを考えて、近所のみんなで立ち上げました。
日本の奥の、決して大きくはない田舎のまち。
日本を代表する清流「四万十川」それを支える豊かな森の恩恵を受けて生活するわたしたちは、孫子の代までこの自然を守り慈しむ心を持ち、自然と共存する暮らしを行わなければならないと考えました。

自然と共存する仕組みと産業振興を住民みずから考えるべく、四万十大正地区住民企業 エコロギー四万十は設立されました。
住民が魅力を感じるまちづくり、他地域に注目されるまちづくり、世界で認められるまちづくり、そんなこと想いをたずさえて、エコロギー四万十は歩み始めたのです。


(取り組みの詳細はエコロギー四万十企業サイトへ
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Q. なぜ「エコ」なのに「香り」なのですか?
設立当初は、香りを扱う会社ではありませんでした。
立ち上げて数年「えいこと」の試行錯誤をかさねる日々。
手作り電気自動車、太陽光発電…地域へ何ができるか、かんがえていました。
地域に産業を作るため、設立当初はさまざまな新エネルギーの研究を行なってきました。
ただ、エネルギーだけでは日本国内では相当大規模に行わない限り採算性を保つことが出来ないことが、次第にわかってきます。
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そして、ある日気がつきました。
わたしたちのまわりには、「香りのえいもの」がたくさんあることに。
試行錯誤の一つ、バイオマスエネルギー研究をしていく上で、四万十川流域の森に豊富にある「ヒノキ」に着目する機会がありました。ヒノキといえば、森の香りの代名詞。

身近にあったヒノキに加え、高知県内ではユズを筆頭に、柑橘類の生産が盛んに行なわれています。ユズもまた、柑橘類の中では群を抜いてユニークな、日本ならではの香りを持つ植物。

柑橘類の精油は搾汁(さくじゅう/果汁をしぼる)をして残った果皮からとることができます。また、精油の抽出が終わったあとの残渣(いわゆるしぼりカス)も堆肥化やエネルギーとして変換することが考えられます。
その持続的仕組みを絡めながら、現在の主力事業である香り成分抽出の研究を始めることとなったのです。
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